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ジュピターテクノロジー、「Heimdalセキュリティスイート」のエントリーユーザー向けスターターパックを販売

 ジュピターテクノロジー株式会社は22日、サイバーセキュリティ対策製品「Heimdalセキュリティスイート スターターパック」の販売を開始した。

 Heimdalセキュリティスイートは、デンマークのHeimdal Security A/Gが提供する、サイバーセキュリティ対策の包括的製品群。Heimdalセキュリティプラットフォームで動作する多数の製品で構成され、これらの製品はクラウド上のサブスクリプションサービスとして共通の単一エージェントでサポートされるが、ユーザーニーズにより単独製品として、あるいは複数製品の組み合わせとしても利用できる。また、Heimdal製品は顧客が現在使用しているエンドポイント製品とは競合しないとしている。

 通常のHeimdalセキュリティスイートは中規模以上の利用者向け製品となるが、スターターパックはエントリーユーザー向けに、複数製品をパッケージ化して提供する。完全なクラウドサービスで、専任エンジニア不要で利用できる。

 Windowsエンドポイントセキュリティ対策パックは、「HeimdalスターターパックES1」と「HeimdalスターターパックES2」の2種類を提供。ゼロデイを含むマルウェアの侵入の無効化、ランサムウェアによる暗号化を未然に防止する機能を提供する。ES2は、ES1の機能強化版となり、次世代アンチウイルス機能が含まれる。

 ゲートウェイセキュリティ対策パックは、「HeimdalスターターパックGS」を提供。メールやWebアクセスによるフィッシング詐欺対策のための機能を提供する。

 各パックの10ライセンス1年間サブスクリプションの価格例(税別)は、HeimdalスターターパックES1が15万800円から、HeimdalスターターパックES2が19万4200円から、HeimdalスターターパックGSが12万6400円から。