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ジュピターテクノロジー、ミリタリーグレードの信頼性を持つ統合ログ管理製品「Snare」を販売

 ジュピターテクノロジー株式会社は17日、豪Prophecy Internationalの統合ログ管理製品「Snare」を販売開始したと発表した。

 Snareは、信頼性と高速処理を両立させた大規模ユーザー、MSP、SOCなど、あるいは規模の大小を問わず信頼性や高速処理を要件とするログインフラの構築用製品で、オーストラリア諜報機関の求めにより開発された。ミリタリーグレードの信頼性により、現在では世界50カ国、4000ユーザーに利用されており、軍事・防衛産業での採用が多いことが特徴。その他政府機関、医療機関、自動車メーカー、銀行、金融機関、航空宇宙のメーカー企業などに採用されているという。

 高機能なエンタープライズグレードのSIEMから、既存のネットワークやセキュリティインフラを強化するエンドポイントソリューションまで、最も要求の厳しいIT環境で必要とされる機能を低コストで提供する。

 小規模から大規模(5000ログ送信元)まで、ログだけでなく各種サーバー/PCのエージェントの管理も含め、1カ所で集中管理できる。600種以上の組み込みテンプレートで、簡単に表やグラフの付いたログレポートの生成が可能。PCI DSS、NIST、HIPAA、FISMA、ISO 27001、SOX、AICPA SOC2などの規制に対して、ログのコンプライアンスを保証するだけでなく、対応するテンプレートにより容易にコンプライアンスレポートを作成できる。

 また、SOCやセキュリティアナリストの求めるログ発生でアラート(SNMPトラップやEmail)を送信するリアルタイムアラート機能を搭載。各種バックエンドにログを柔軟にフィルタリングし、多様なフォーマットでTLSにて安全に転送でき、低コストでSIEM製品などが運用できる。

 製品形態は、ソフトウェア(ISOイメージ)またはアプライアンス(仮想/ハード)。1カ月間の無償評価版ライセンスも提供する。

Snareシステム構成