ジュピターテクノロジー、ネットワーク可視化により最適化を支援する「ネットワークアセスメントサービス」を提供

　ジュピターテクノロジー株式会社は4日、脅威検知・脆弱性スキャン・OT分析・トラフィックプロファイル機能を備えるイタリアntopの「ntopng」を活用した、「ネットワークアセスメントサービス」を正式に開始すると発表した。

　ネットワークアセスメントサービスは、ntopngにより企業のネットワーク環境を可視化し、トラフィック分析やセキュリティリスクの評価を通じて、ネットワークの最適化を支援する。

　高機能なトラフィック分析により、特定日時の詳細なネットワークの利用状況を分析。独自のスコアリングルールから、単一IPの不審な通信評価・分析を行う。DPI（Deep Packet Inspection）を使ったアプリレベルの分析で、帯域占有原因を特定。簡単導入、迅速診断により、顧客は監視対象ポイントのミラーポート設定するだけで利用できる。

　サービスを活用することで、ネットワークの健全性を把握し、既存、未知のトラブルに対処するレポートを取得でき、課題となっている曜日・特定時間の「ネットワークが遅い」といった問題を調査できる。また、回線増幅前、SASE導入前の事前調査レポート作成として活用できる。

　サービスラインアップと価格（税別）は、最大1週間のモニタリングと簡易レポートの「基本プラン」が30万円、最大2週間のモニタリング、曜日、時間帯別のアプリケーション分析、部門別トラフィック分析を含む「スタンダードプラン」が50万円、スタンダードプラン全てと最大1カ月のモニタリング、カスタマイズレポートの作成を含む「プレミアムプラン」が98万円。