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SailPoint、クラウド型統合ID管理「SailPoint Identity Security Cloud」の新スイート製品「Standard」を発表

 SailPointテクノロジーズジャパン合同会社は22日、同社が提供するクラウド型統合ID管理システム「SailPoint Identity Security Cloud」について、アイデンティティセキュリティの取り組みの初期段階にある企業のニーズに対応するスイート製品「Standard」を発表した。

 SailPoint Identity Security Cloudは、企業にあるすべてのアイデンティティ(ID)を一元化し、 AIや機械学習で自動化を実現するクラウド型統合ID管理システム。

 新たに提供するStandardスイートは、アイデンティティ環境がそれほど複雑ではなく、アイデンティティセキュリティへの取り組みの初期段階にある企業向けに設計されている。企業全体で一貫したアイデンティティセキュリティ体験を構築し、プロセスを合理化し、規制やコンプライアンス要件を満たすために必要なアプリケーションのアクセス権限を可視化するツールを提供する。また、この製品には、8~12週間という短期間で効果を実現するための、導入計画のベースラインを策定するオプションのサービスパッケージも用意される。

 Businessスイートは、タスクの自動化に加えて、膨大なアイデンティティデータを分析し、リアルタイムで、適切なアクセス権限レベルを動的に決定するためのサポートを提供する。同製品を活用することで、コンプライアンス要件を満たすだけでなく、リスクの高いアクセス権限を発見し、最適化するためのツールとインサイトを得られる。

 Business Plusスイートは、Businessスイート製品を基盤として構築され、すべてのアプリケーション、データ、クラウドリソースにわたるアクセス権限を幅広く保護するための、包括的なソリューションを提供する。重要なアクティビティに関するインサイトと自動化機能を、アイデンティティセキュリティのコア機能に統合し、組織がハイブリッドなインフラストラクチャ環境全体でアイデンティティを発見、保護、統制できるようにする。

 また、Data Access Security、非正規社員リスク管理、GRCとアクセスリスク管理、パスワード管理、クラウドインフラ権限管理(CIEM)、Secure Data ShareなどのSailPoint製品を、SailPoint Identity Security Cloudスイートに追加できる。