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ウイングアーク1st、ERPの各種データを連携・可視化する「Data Activate Solution」

 ウイングアーク1st株式会社は16日、自社のデータ分析基盤「Dr.Sum」、BIダッシュボード「MotionBoard」と、クリックテック・ジャパン株式会社(以下、Qlik)のデータレプリケーションツール「Qlik Replicate」を連携したデータ活用ソリューション「Data Activate Solution」を、同日より提供開始すると発表した。

 Data Activate Solutionは、ERPのデータ活用を支援するソリューション。ERPに集約されている販売管理、購買・在庫管理、生産管理、財務会計、管理会計系などの各種データを連携・可視化できるが、ERPからデータを抽出・加工して可視化するまでのプロセスをモデル化しているため、ERPのデータ活用を実現するための各種連携設計の負担削減が期待できるという。

 また、ExcelやCSVなどの各部門で管理しているERP外のデータの運用データも取り込み、あわせて活用可能。70種類の専用テンプレートを利用することで開発工数を削減し、効率的なデータ活用を促進するとしている。

 なお、ソリューションを構成するデータレプリケーションツールのQlik Replicateは、抽出元のデータベースに負荷をかけることなく、リアルタイムでデータを抽出できるほか、インメモリ処理によって高速にデータが移行可能な特徴を持つ。これにより、開発効率性・保守性を高めながらDr.Sumにデータを転送し、さらにはMotionBoardで部署やデータ分析する利用者に沿った粒度で可視化や集計を行えるとのことだ。