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ゼンリンデータコム、人員配置業務を効率化するマップサービス「人員配置マップ」

 株式会社ゼンリンデータコムは9日、店舗・拠点情報の一元管理が可能なサービス「Area Marker(エリアマーカー)」において、人員配置業務を効率化するマップサービス「人員配置マップ」を追加したと発表した。

 Area Markerは、複数拠点でオフィスや店舗を展開している企業向けのソリューション。その中で今回は、地図上で「店舗・施設」と「従業員等の人員情報」を可視化し、指定した条件から最適な人員選定を可能にするクラウドサービス(SaaS)の人員配置マップを提供する。基本機能としては、地図表示、条件検索、通勤時間・距離検索の3つが提供されるという。

 利用にあたっては、店舗・施設情報と従業員情報のデータを準備し、データ管理ツールからCSVファイルを登録することで、地図上に店舗や施設がマッピングされる。さらに、地図上にマッピングされた店舗や施設に対して条件検索を行うことで、対象の絞り込み表示を行えるとのこと。

 また従業員情報は、地図画面にてCSVファイルを登録すると、対象施設と従業員情報を地図上で可視化・確認可能。店舗や施設と従業員のマッチングは、通勤時間や距離、稼働可否などの条件に加えて、資格・能力・経験などの条件での絞り込みを行え、対象の店舗・施設と従業員の通勤距離・時間を確認しながら検討できるとした。

 ゼンリンデータコムでは、一例として、多店舗展開のチェーンストアやマンション管理業務における、最適なスタッフの選定などに利用できると説明している。

 価格は、初期設定費用が70万円から、月額費用が5万円から。