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DataCurrent、データ志向型の生成AI環境構築・運用を支援する「生成AI利活用支援サービス」を提供

 株式会社DataCurrentは25日、企業による生成AIの価値最大化を目的として、環境整備から短期間での実装実現までを一気通貫でサポートする「生成AI利活用支援サービス」を提供開始した。

 生成AI利活用支援サービスは、環境整備に加え、生成AIを導入・活用する上での課題に対して、DataCurrentが保有する知見と技術力、外部パートナーとの連携により、総合的なサポートを提供する。

 DataCurrentでは、生成AIの価値を最大化するために必要なデータ環境を、「データエンジニアリング」「データマネジメント」「データアライアンス」「データプライバシー」と定義。

 データエンジニアリングは、大量のデータを取り扱うための最適なデータ基盤の構築で、生成AIモデルのトレーニングに必要な質の高いデータセットを用意し、整備されたデータパイプラインを通じて実務に応用するための処理を行う。

 データマネジメントは、企業を取り巻くさまざまなデータが、収集から活用まで適切に管理されている状態で、精度の高い生成AIモデルを構築する上でデータの品質と信頼性を高め、利用部門に対しても効果的なデータの利活用を促す。

 データアライアンスは、外部企業と連携し、自社のビジネスにとって重要なデータソースを拡充。学習するデータソースを増やすことで生成AIがカバーできる範囲を広げ、実務における課題解決やイノベーションの可能性を高める。

 データプライバシーは、法令の順守や企業・個人に関するデータの保護で、生成AI利用時の個人情報や機密情報を含んだデータのやり取りにおいても適切なセキュリティ基準を担保し、企業におけるビジネス上のリスクを回避する。

 これらの4つの要素がそろって相互作用することで、生成AIの価値機能が最大限に生かされる環境整備を目指すとしている。

 サービスでは、データ志向型の環境整備に加え、生成AIを導入・活用する上で企業においてよくある課題に対して、DataCurrentの強みを生かした総合的なサポートを提供する。また、短期間で企画・構想から開発・実装まで実現するPoCパッケージも併せて提供する。