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バッファロー、ウイルス対策機能を搭載したUSBメモリやポータブルHDD/SSDを提供

 株式会社バッファローは、ウイルス対策機能を備えた法人向けのUSBメモリ、ポータブルHDD、ポータブルSSDを、4月中旬より順次出荷開始すると発表した。

 今回提供されるのは、株式会社デジオンのマルウェア対策セキュリティサービス「DiXiM Security Endpoint」を採用した、USBメモリとポータブルHDD/SSD。ウイルスを自動で検知し、隔離または駆除する「ウイルスチェック機能」を利用できる。

 ウイルス定義データベースには実績のあるESET製を採用しており、これらの製品に保存・更新されるファイルがウイルスに感染していないかどうかを、リアルタイムで監視し、万一感染ファイルが検出されると自動的に隔離・駆除が行われるため、ウイルス感染を未然に防げるとした。

 あわせて、ハードウェア暗号化により重要なデータを守る「強制暗号化機能」が搭載され、保存されるデータは強制的に暗号化されるため、ソフトウェアによる暗号化をし忘れる心配がないとのこと。

 さらに、これらの製品へのアクセスはパスワード認証により保護されており、紛失・盗難・置き忘れの際に、保存された重要なデータの漏えいリスクを軽減可能。オプションのシステム管理者向け管理ソフトウェア「SecureLock Manager2」を利用すれば、社内運用ルール(コンプライアンス)に合わせたオリジナルのパスワードポリシーを反映するなど、柔軟なセキュリティを設定することも可能としている。

 具体的な製品としては、USBメモリ「RUF3-HSEVシリーズ」「RUF3-HSLEVシリーズ」、ポータブルHDD「HDS-PZNEVシリーズ」、ポータブルSSD「SSDS-PZEVシリーズ」が対象(RUF3-HSLEVシリーズは管理ソフト非対応)。

 USBメモリについては容量ごとに有効期間5年/3年/1年のモデルが用意され、例えば、RUF3-HSEVシリーズの容量64GB、ライセンス年数5年のモデル「RUF3-HS64GEV5」は4万3780円(税込、以下すべて同じ)、同3年の「RUF3-HS64GEV3」は4万2680円、同1年の「RUF3-HS64GE」は3万9380円となる。

USBメモリ「RUF3-HS64GEV5」

 ポータブルHDDのHDS-PZNEVシリーズでは、容量2TB/1TB/500GBの3種類が用意され、2TBモデルの「HDS-PZN2.0U3EV3」は3万8830円。いずれもライセンス年数は3年となっている。

 またポータブルSSDのSSDS-PZEVシリーズでは、容量4TB/2TB/1TB/500GBの4種類が用意され、4TBモデルの「SSDS-PZ4.0EV」は9万9660円。いずれもライセンス年数は1年である。

ポータブルHDD「HDS-PZN2.0U3EV3」