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タレントマネジメントシステム「カオナビ」、従業員のスキル管理を支援する「アビリティマネージャー」を提供

 株式会社カオナビは、タレントマネジメントシステム「カオナビ」において、スキルの定義付けから見える化までをワンストップで実現する「アビリティマネージャー」を、3月13日より提供開始すると発表した。

 カオナビは、企業の人材情報をクラウド上で一元管理し、社員の顔や名前、経験、評価、スキル、才能などの人材情報を可視化することで、最適な人材配置や抜擢といったタレントマネジメントの実現を支援するサービス。今回追加された新機能「アビリティマネージャー」では、職種や職務レベルに応じたスキル項目の設定から、スキルの収集、見える化までをワンストップでサポートするという。

 具体的には、厚生労働省が定める「職業能力評価シート」などのスキル標準を取り入れ、職種や職務レベルに応じた100種類以上のテンプレートが用意されているほか、カスタマイズにも対応するため、自社に合わせたスキルシートやマップの作成がすぐに始められるとした。

 また、プルダウン選択での評価入力、評価の進捗状況や入力漏れを防ぐワークフロー機能などにより、効率的にスキルを収集可能。個人のスキル習熟度や組織のスキル分布がひと目で分かる集計機能により、人材配置や人材育成などに活用できるとしている。

スキルの収集
スキルの可視化

 なお今後は、同機能で把握したスキルを最大限に活用するため、eラーニングや人材のマッチングなど、「カオナビ」のほかの機能と連携させ、社員のキャリア自律を促す仕組みを構築する予定とのことだ。