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NRIセキュア、監査対象台数・ポリシー数を拡張したアクセス制御・操作ログ取得製品「Access Check Essential 2.0」

管理者機能やセキュリティ機能も強化

 NRIセキュアテクノロジーズ株式会社(以下、NRIセキュア)は2月29日、内部統制に不可欠なアクセス制御、操作ログ取得の機能を備えたソリューション「Access Check Essential」の新版「同 2.0」を販売開始すると発表した。

 Access Check Essentialは、特権ID管理ソリューション「SecureCube Access Check」が持つ5つの機能のうち、内部統制の第一歩としてのアクセス統制に必要な、「アクセス制御」「ログ取得・保管」「監査者の補助」の3機能に絞って提供するソリューション。

 今回の新版では、製品の監査対象台数(ノード数)の上限を、従来の200台から500台に引き上げるとともに、適用可能なポリシー数を、ノード数に限らず一律10件に増加させた。これによって、より幅広いシステムの規模で利用可能になったという。

 また管理者機能を強化し、製品が取得・保管しているログの中から、一定期間、利用実績がない利用者、夜間・休日や想定しない接続元からのアクセスログなど、セキュリティ違反につながりやすい情報を抽出し、ダッシュボード上に表示する機能を追加した。

ダッシュボードのイメージ
ダッシュボードのイメージ

 管理者向け機能では、このほか、CSVファイルによるマスタ情報(利用者や監査対象の情報など)の一括登録・更新作業を支援するため、CSVファイルを編集する際に、入力内容のエラーチェックが行える「マスタ管理支援ツール」を提供開始。日次レポートについても、従来のCSV形式に加え、PDF形式での出力に対応した。

 さらに、Windowsにリモートデスクトップ接続する際の認証方式の1つ、ネットワークレベル認証(NLA)に対応し、NLAを有効化しているWindowsサーバーへの接続を行えるようになった。

 Access Check Essentialの価格は、年間95万7000円から。