ニュース

NTT東日本、「コワークストレージ」にドキュメントレビューやAIによるファイル整理などのオプション機能を提供

 東日本電信電話株式会社(以下、NTT東日本)は21日、オンラインストレージサービス「コワークストレージ」について、ドキュメント運用におけるさらなる業務DXの実現を目指し、ドキュメントのレビュー機能やAIによるファイルの整理機能などを備えるオプション機能「コワークストレージプラス」を2月28日に提供開始すると発表した。

 コワークストレージは、中堅中小企業などさまざまな業種・業態に向け、顧客の紙書類のデジタル化、社内外の簡単・セキュアなデータ共有、テレワークを支えるクラウドストレージサービス。

 新たなオプション機能のコワークストレージプラスでは、ドキュメントレビュー機能とスマートフォルダ機能を提供する。

 ドキュメントレビュー機能は、ドキュメントに関わる「申請・承認」「レビュー」「回覧」などの業務フローをコワークストレージ上で実行する機能。メールや電話などでやりとりしている、ドキュメントに関わるコミュニケーションを、ドキュメントレビュー機能を用いることで、コワークストレージ上で完結できる。

 申請前に業務フローを作り込む手間もなく、ドキュメントを選択し、数クリックでレビューなどを依頼できるため、直感的に利用を開始できる。

ドキュメントレビュー機能

 スマートフォルダ機能は、特定フォルダーにファイルを保存するとAIが解析して、自動的に必要な情報を抽出し、抽出した情報に基づいてフォルダー・ファイルを整理してくれる機能。スマートフォルダ機能を活用することで、取引先企業名などの補足情報をファイルのプロパティに追加することや、フォルダーへの格納などの定型業務を自動化し、稼働削減を実現する。

 提供開始時点では、顧客からの要望が多かった電子帳簿保存法に対応するデータ保管業務を支援するシナリオを提供。今後、顧客からの要望に応じて、さまざまなシナリオの追加を予定する。

スマートフォルダ機能

 また、今後も顧客の要望を踏まえながら、機能拡張や新機能をコワークストレージプラスに追加していく予定としている。

 コワークストレージプラスの料金は、5IDごとに1650円(税込)。また、コワークストレージの基本プランのみ契約中のユーザーも、ドキュメントレビュー機能は月10回、スマートフォルダ機能は1IDあたり月10ページ分まで利用可能。