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テックウインド、第5世代Xeon SP搭載のSupermicro製サーバー・ワークステーションを受注開始

 テックウインド株式会社は19日、サーバー/ワークステーション製品群「Supermicro X13ファミリー」において、最新の第5世代インテル Xeonスケーラブル・プロセッサー(開発コード名:Emerald Rapids、以下、第5世代Xeon SP)に対応したモデルの受注を開始すると発表した。

 Supermicro X13ファミリーは、高密度型の「SuperBlade」、AIや深層学習(ディープラーニング)、HPCなどに最適化された「PCIe GPU向けGPUサーバー」、幅広いアプリケーションニーズに確実に合わせることが可能なストレージとI/Oの柔軟性を備え、最も要求の厳しいワークロードに対応するように設計されたラック型サーバー「Hyper」など、さまざまなラインアップから構成されたサーバー/ワークステーション製品群。

 今回は同製品において、最新の第5世代Xeon SPを選択できる、AI、HPC、クラウド、エンタープライズ、5G/エッジのワークロードに最適化された15以上のシステムを提供する。

 テックウインドでは、例えば、以下のような用途での利用を想定しているという。

・生成AIやLLM、ビジュアルコンピューティングをサポートする高性能GPUシステム
・科学研究、シミュレーション、EDA向けのコンピューティング密度の高いシステム
・スケールアウトデータセンター向けに最適化されたバランスの取れた効率的なシステム
・さまざまな階層型ストレージアーキテクチャ向けにパフォーマンスと容量が最適化されたシステム
・5G、通信事業、エッジデータセンター向けのコンパクトで効率が最適化されたシステム
・中小企業アプリケーション向けの柔軟でコスト効率の高いワークステーション

 参考として、Xeon Platinum 8592+プロセッサー×2、2048GBメモリのタワー型「X13スーパーワークステーション SYS-751A-I」が1500万円程度。また、Xeon Silver 4509Yプロセッサー、128GBメモリを搭載するラック型「X13スーパーサーバー SYS-521C-NR」が150万円程度となっている。

X13スーパーワークステーション SYS-751A-I
X13スーパーサーバー SYS-521C-NR