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TIS、「BtoB新規事業開発支援サービス」の新メニューとして新規事業開発ワークショップを追加

 TIS株式会社は19日、「BtoB新規事業開発支援サービス」に新メニューとして、新規事業開発ワークショップを追加すると発表した。すでにファーストユーザーとして、山梨中央銀行への導入が決定しているという。

 BtoB新規事業開発支援サービスは、B2Bをビジネスモデルとした新規ビジネスのコンセプト検討から事業計画策定まで、顧客が希望するフェーズを支援するサービス。

 今回追加する新規事業開発ワークショップは、企業が新規事業を検討する際のアイデア創出からビジネスモデル検討までを支援する。全9回のワークショップを通じて、社内投資稟議を見据えた事業企画書(ビジネス全体像・サービスコンセプト・ビジネスモデル等)を作成。インプット(講義)→アウトプット(ワーキング・フィードバック・ブラッシュアップ)のサイクルを回し、顧客主導の実践形式で企画検討を推進することで、将来的な内製化に向けたケイパビリティの蓄積を可能とする。

新規事業開発ワークショップのイメージ
全9回のワークショップテーマ

 生成AIやデザイン思考を活用したワークショップを通じて、事業企画が初めての人でも効率的なアイディエーションができ、スムーズに事業企画を実践できる。また、単純なアイディエーションだけのワークショップではなく、事業化に最も大事である顧客を意識したカリキュラムで社内投資稟議用の事業企画書などをアウトプットできる点を特長とする。

 TISではこれまで、企業の新規事業開発を支援することに加え、自社でも多数の新規事業を立ち上げており、こうした事業会社の視点を持った実際の新規事業開発経験者が、企業の内部事情も考慮し、将来的な事業企画の内製化を見据えたサポートを実現する。

 新規事業開発ワークショップの価格は500万円(税別)から。TISでは今後、注目度の高い特定テーマとBtoB新規事業開発支援サービスを掛け合わせたメニューの拡充や、AIやデータ分析、Roboticsなど、TISのケイパビリティを生かしたテクノロジー起点のメニューのほか、UI/UXデザインコンサルティングサービスとの組み合わせによるデザイン思考を活用したプロトタイプ制作など、顧客のニーズや環境変化に応じた多角的な支援プランを確立し、支援していくとしている。