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OBC、中堅グループ企業向けのSaaS型統合業務ソリューション「奉行V ERPクラウド Group Management Model」

 株式会社オービックビジネスコンサルタント(以下、OBC)は1月31日、中堅グループ企業向けの新サービス「奉行V ERPクラウド Group Management Model」を販売開始すると発表した。SaaS型の統一プラットフォームによって、グループ全社の財務・人事データをリアルタイムに可視化することで、必要な経営判断を迅速に行えるようになるほか、経営環境の変化に伴う人事異動や、グループのリソース配分にも柔軟かつ迅速に対応できるという。

 奉行V ERPクラウド Group Management Modelは、中堅グループ企業向けのSaaS型統合ERPソリューション。「勘定奉行V ERPクラウド」はもちろん、海外子会社向けの「勘定奉行クラウド Global Edition」や他社会計システムを含む、グループ全社の財務情報をリアルタイムに集約して、連結消去仕訳を反映した連結精算表なども作成できる。さらに、事業や地域などのセグメントを軸にグループ全社を横断的に比較・分析可能なため、グループ全社の業績把握、経営戦略立案に活用できるとした。

 また、グループ全体で人材情報を一元管理し情報抽出を行えるので、企業をまたいだ異動やプロジェクトメンバーの選出、経営幹部候補の選出など、グループ全体で必要な人材を速やかに探し出せるほか、グループ間の出向・転籍の管理機能も備えており、異動によって発生する業務の効率化や、企業をまたいだ経歴管理を可能にしているとのこと。

 なお、奉行V ERPクラウド Group Management Modelでは、利用ライセンス数やデータ容量などのリソースをグループ全体で契約し、各社に自由に配分できるライセンス体系を採用している。このため、新会社設立や事業の分割・統廃合、グループ企業間の出向・転籍など、これから起こり得る経営環境の変化にもすぐに対応できるとしている。