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エプソン、オリジナルグッズビジネスを小規模から始められるガーメントプリンター/UVインク搭載プリンターを発売

プリンターの色合わせをサポートする自動測色テーブルも発売

 エプソン販売株式会社は23日、コンパクトサイズのガーメントプリンター「SC-F1050」、UVインク搭載プリンター「SC-V1050」と、エプソン初の自動測色テーブル「SD10ACRT」を、2月9日から順次発売すると発表した。

 ガーメントプリンター「SC-F1050」は、Tシャツやトートバッグなどの布製品への直接印刷と、フィルムへの印刷(Direct to Film)の両方に対応したハイブリッドタイプの製品。UVインク搭載プリンター「SC-V1050」は、アクリル板やプラスチック、ゴルフボールなどのさまざまな素材にプリントが可能で、ノベルティグッズへの名入れやアクリルスタンドなどを小ロットから制作できる製品。

 両製品とも、奥行70cmの台に載せられるコンパクトサイズで、オリジナルグッズビジネスを小規模から始められるエントリーモデル。スムーズに使用できるよう、より少ない操作で目的の機能にたどり着くように、操作パネルのUIを改善。また、印刷以外の作業にかかる時間短縮を目指し、使用者が効率的に動けるよう、プリンターを制御するソフトウェアの設計に工夫を凝らした。

SC-F1050
SC-V1050

 自動測色テーブル「SD10ACRT」は、エプソンの測色器「SD-10」と合わせて使うことで、カラーチャートの自動測色からプロファイル作成までを行える製品。同梱されているカラーマネジメント用のアプリケーション「Epson Edge Color Lite」を使用することで、色を測ってそのデータをもとに補正し、差を埋めるキャリブレーション、プロファイル作成が誰でも簡単に行える。

SD10ACRT

 製品の標準価格(税別)は、SC-F1050が59万8000円、SC-V1050が99万円、SD10ACRTが29万8000円。発売日は、SC-F1050が4月予定、SC-V1050が2024年夏予定、SD10ACRTが2月9日。