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さくらインターネットとブレインズテクノロジー、データセンターの日常点検をAIで自動化する実証実験を開始
2024年1月17日 06:30
さくらインターネット株式会社とブレインズテクノロジー株式会社は16日、データセンターにおけるラックの施錠確認や汚損破損などの日常点検を、AIで自動化するための実証実験を開始すると発表した。
実証実験は、さくらインターネットが運営する「石狩データセンター」内の日常点検業務を、カスタム開発したブレインズテクノロジーの予兆検知ソリューション「Impulse」にてAI解析を行い、ラックの施錠状況や現場環境の変化を正確に検知が行われるかを検証するもの。
石狩データセンターに設置したカメラとセンサーを、出力される画像と環境データをカスタム開発したImpulseに自動で連携し、AI解析の結果をレポートにまとめ、自動で出力および通知を行う。さらに、インシデントレベルによる責任者に設定されたメンバーへの通知や、過去のレポートの閲覧も行える。
今後は、石狩データセンター以外のさくらインターネットが運営するデータセンターでの実証実験も検討する。さくらインターネットとブレインズテクノロジーは、「国産クラウド×国産AI」で、より安心安全なデータセンター運用を目指して協力を行っていくとしている。
