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AI予測分析ツール「Prediction One」、予測結果の理解を深める解説資料を自動生成可能に

 ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社は、AI予測分析ツール「Prediction One」のクラウド版に、予測結果に対する理解を深めるための「説明資料生成機能」を追加すると発表した。

 Prediction Oneは、機械学習やプログラミングなどの専門知識がなくても、数クリックの簡単な操作で予測分析を行えるツール。勘や経験に頼りがちだった業務をAIで行うことで、業務効率化や属人化解消をサポートするという。

 今回追加された説明資料生成機能は、ユーザーが構築した予測モデルとその精度に対する評価の解説や、さらなる精度向上、業務活用のアドバイスを記載した資料を、PowerPoint形式で出力するもの。資料は、構築したモデルに基づき、大規模言語モデルを用いてパーソナライズされるため、AIに関する専門知識がなくても、モデルから改善の指針を得られるとした。

 また、出力した資料は関係者への報告用資料としても活用できるので、ユーザーは資料作成に時間を取られることなく、より重要な業務に集中できる環境を作れるとのこと。

評価結果の画面イメージ。右上部に「説明資料生成」ボタンが追加されており、クリックすると資料が自動で生成される
「説明資料生成機能」を用いて出力される説明資料