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アシスト、SaaS/マネージドサービスを用いたデータ活用基盤構築を支援する専門部隊を新設

 株式会社アシストは9日、SaaS/マネージドサービスを活用したスピーディなデータ活用基盤構築を支援する専門部隊「データイノベーションセンター」を新設し、第一弾として「データ活用基盤ToBeデザインサービス」を1月から提供すると発表した。

 アシストでは、DX推進やデータドリブン経営を加速する手段として、次世代データ活用基盤をすべてSaaS/マネージドサービスでスピーディに構築する、Modern Data Stack(MDS)という考え方が注目されていると説明。2023年5月にはデータクラウド「Snowflake」の取り扱いを開始し、複数の顧客企業の次世代データ活用基盤構築に携わることで、ノウハウの蓄積を進めてきたという。

 こうしたツールの提供に伴い、データ活用基盤にSaaS/マネージドサービスの採用を検討しているという顧客企業からの相談要望が多くなってきたことから、アシストでは次世代データ活用基盤のスピーディな構築を支援する専門部隊となる、データイノベーションセンターを新設した。

 データイノベーションセンターは、SaaS/マネージドサービスに加え、オンプレミスとの組み合わせによるハイブリッドな利活用を視野に入れ、現状の整理から具体的な最適化プランの策定、環境構築、活用の伴走までトータルで支援する。また、次世代データ活用基盤に有用な最新SaaS/マネージドサービスの検証体制を常設し、スピーディな調査・検証を実施する。

 サービスの第一弾として提供するデータ活用基盤ToBeデザインサービスは、次世代データ活用基盤のToBeデザイン策定支援や、データ統合(DWH・データレイク)、データ連携(ETL・ELT)、データ活用(BI・AI)のSaaSサービス・ツールを組み合わせたPoC伴走支援を提供する。顧客の課題や検討フェーズに応じたToBe構想ワークショップやPoC支援サービス、その後の実装支援サービスまで一気通貫での提供を目指し、各種サービスメニューを順次展開する。価格は200万円(税込)から。

 アシストは今後もさまざまなサービスを拡充、提供していくことで、顧客企業が数年先を見据えた構想の一歩を着実に踏み出し、企業内展開や定着を実現するための支援を行っていくとしている。