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アルテリア、NFVサービス「VANILA」のファイアウォール機能に上位品目 「vFirewall Dedicated(F)」を追加

 アルテリア・ネットワークス株式会社(以下、アルテリア)は22日、NFV(Network Function Virtualization)サービス「VANILA」のファイアウォール機能について、上位品目「vFirewall Dedicated」のラインアップに、より柔軟なネットワークの設計・運用が可能な「vFirewall Dedicated(F)」を追加し、販売開始した。同品目の提供開始は、2024年3月15日を予定している。

 VANILA vFirewallは、VANILAの基盤上からインターネット接続するためのファイアウォール機能。今回追加したvFirewall Dedicated(F)は、 SIerなどのパートナー向け管理者権限オプションが充実しているため、顧客による導入設計や運用管理をより柔軟に実現できるとしている。

 VANILA vFirewall Dedicated(F)の提供プランは、「Type-1」の基本契約がスループット性能50Mbps、セッション数最大16万セッションで、性能変更オプションは50Mbps単位(最大900Mbpsまで)。「Type-2」の基本契約がスループット性能50Mbps、セッション数最大32万セッションで、性能変更オプションは50Mbps単位(最大1.9Gbpsまで)。「Type-3」の基本契約がスループット性能50Mbps、セッション数最大64万セッションで、性能変更オプションは50Mbps単位(最大3.8Gbpsまで)。

 標準提供機能として、利用中のvFirewallの各種設定・操作が可能な設定管理用、および利用中に発生したイベントログやセキュリティレポートの閲覧が可能な、確認用の2種類のWebUIを用意。VOSS(VECTANT Online Support System)による死活監視および性能監視(トラフィック、同時セッション数)を用意する。

 VANILAは今後も、顧客の企業ネットワークを取り巻く環境の変化に柔軟かつ迅速に対応できるよう、機能拡充を行っていくとしている。