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NECとBPORTUS、企業の請求書発行業務を効率化するアウトソーシングサービスを提供

紙と電子を合わせた複数フォーマットでの出し分けに対応

 日本電気株式会社(以下、NEC)、およびNECと株式会社三井住友フィナンシャルグループの合弁会社である株式会社BPORTUSは12日、企業の請求業務効率化を支援する「BPORTUS 帳票マルチ発行サービス」を提供開始したと発表した。サービスの開発・運用をNECが、販売・アフターフォローをBPORTUSが、それぞれ担当する。

 BPORTUS 帳票マルチ発行サービスは、請求書を発行する企業が、請求書発行業務において現在使用しているデータを用いて、紙媒体やPDFを含む電子データ送付など、複数の形態で請求書発行を行えるようにするアウトソーシングサービス。BPORTUSの請求書代行発行業務に関するノウハウと、NECの「WebSAM eDocサービス」を利用した帳票作成・加工技術をもとに共同開発された。

 これを利用すると、郵送やデジタルインボイス配信サービス、電子メールなど、取引先のニーズに応じた形態へ自動で仕分けして発送するため、一連の請求書発行を効率化できるという。

 また今後は、タイムスタンプやeシールへの対応など、真正性確保のためのサービス追加や改善を図るとのことだ。