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NTTスマートコネクト、パブリッククラウドの導入・運用を支援するマネージドサービスを提供

 エヌ・ティ・ティ・スマートコネクト株式会社(以下、NTTスマートコネクト)は、パブリッククラウドサービスを対象に、システム構築、監視・運用代行などを提供する「スマートコネクト CI/マネージドサービス」を、12月1日より提供開始すると発表した。クラウド環境の構築・運用をNTT西日本グループが支援する「トータルクラウドソリューション」の1メニューとして提供する。

 スマートコネクト CI/マネージドサービスは、パブリッククラウドサービス上におけるシステム構築から、監視・運用作業代行、障害復旧対応までをワンストップで提供するサービス。パブリッククラウドを活用したくとも、自社内に技術者がいない、運用面に不安があるといった課題を持つ企業・団体は多いが、そうした企業がこのサービスを利用して、システムに対する作業・運用をアウトソースすれば、本来の業務に専念しつつ、パブリッククラウドを有効に活用できるようになるとした。

 ラインアップとして、現時点では構築メニュー(4プラン)と保守運用メニュー(4プラン)を用意した。

 このうち構築メニューでは、パラメータシート作成などによりクラウド環境の設計支援を行う「構築設定支援」、アカウント、セキュリティ、仮想ネットワークといったクラウド基本機能の設定を行う「クラウド基本設定」、IaaSやPaaSの設定に対応する「コンポーネント設定」、 オンプレミス機器からのデータ移行やOSの詳細設定などを行う「詳細設定/データ移行」を提供する。

 一方の保守運用メニューとしては、標準監視ツールの提供、監視設定、アラート通知、障害時のベンダーエスカレーションなどが可能な「ベーシック」と、これに再起動や手順書対応などの障害一次対応を付加した「スタンダード」、スタンダードに、原因調査やリストアなどの障害二次対応を付加した「プロフェッショナル」、プロフェッショナルの内容に、ベンダー問い合わせ代行、各種運用作業代行などを追加した「フルマネジメント」が用意されている。