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クラスメソッド、AWS移行を支援する「ITトランスフォーメーションパッケージ for MCP クラスメソッドエディション」を提供

 クラスメソッド株式会社は22日、企業のAmazon Web Services(AWS)への移行を総合的に支援する「ITトランスフォーメーションパッケージ for MCP クラスメソッドエディション」を提供開始した。合わせて、新たな移行支援サービスとして「移行方式診断」も開始した。

 クラスメソッドは、AWS移行コンピテンシーパートナー(Migration Competency Partner:MCP)として、オンプレミスや他クラウド環境からAWSへの移行における、コストやCO2排出削減量などの事前評価から計画立案、移行実施、運用まで一貫した支援を提供してきた。

 今回、新たに「移行方式診断」をサービスメニューに加え、AWSジャパンが提供する「AWS IT トランスフォーメーションパッケージ 2023 ファミリー(以下、ITX 2023)」に準拠する形で、AWSのソリューションとクラスメソッドの独自サービスを組み合わせ、AWSへの移行を総合的に支援するメニューを整備した。

 ITX 2023は、AWSへの大規模なシステムの移行を実現し、顧客のデジタルトランスフォーメーションをサポートするためにAWSジャパンが提供しているソリューションパッケージ。「ITX 2023 for MCP Partner」は、ITX 2023と合わせて、MCPパートナー各社が独自の専門知識やサービス、ツールなどを提供する。

 クラスメソッドが新たに提供する、ITトランスフォーメーションパッケージ for MCP クラスメソッドエディションも、ITX 2023 for MCP Partnerに準拠し、クラスメソッドの各種サービスと組み合わせて、顧客に最適な支援を提供するサービスとなり、状況に応じて必要なサービスのみを利用することもできる。

 移行方式診断は、AWSの診断プログラム(Application portfolio assessment: APA)を基にした分析を行い、クラウド移行の技術的な難易度と対策を可視化して、各システムの移行戦略を提案しする。移行方式診断のアウトプットを活用することで、移行対象システムを難易度で分類し、優先順位を決定できる。さらに、単純なサーバー移行(マイグレーション)が適切なシステムと、より注力してクラウド最適化(モダナイゼーション)すべきシステムを見極めることで、移行方針を最適化できる。