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テリロジーワークス、ソーシャルメディアの脅威情報モニタリングとアドバイザリーサービスを提供

 株式会社テリロジーワークスは31日、AIドリブンのインフルエンスオペレーション可視化プラットフォームを提供する、イスラエルのサイアブラの技術を活用した「ソーシャルメディア脅威インテリジェンスマネージドサービス」を提供開始すると発表した。

 テリロジーワークスでは、ソーシャルメディアで情報が瞬時に拡散される現代において、脅威を認識し、リスクを管理するためには従来の対策だけでは不十分で、政府機関、企業、研究機関を問わず、新たなリスクに直面していると説明。しかし、ソーシャルネットワークの潜在的な有害情報を調査・分析するためには、多くのリソース、システム、インフラ、経験豊富なチームが必要となり、組織がソーシャルメディアのリスクを監視するためのリソースを確保するのは難しい状況だとしている。

 こうした課題への対応として、テリロジーワークスはサイアブラの技術を活用して、ソーシャルメディアの脅威情報モニタリングとアドバイザリーサービスを提供する。サイアブラは、ソーシャルアカウントの真正性を確認し、センチメント分析とその拡散度をリアルタイムで可視化・分析する強力なAI技術を持っており、さらに、生成AIによって作成されるテキスト、画像、ビデオの偽情報も検出できる。

ソーシャルメディア脅威インテリジェンス

 ソーシャルメディア脅威インテリジェンスマネージドサービスでは、モニタリング要件定義・サポートや、アラートが検出された場合の通知、モニタリング結果の月次報告書の作成、疑わしい活動のプラットフォーム上での分析、検出されたアラートの要因調査、プラットフォームにより収集された生データの提供(必要に応じて)などを行う。モニタリング要件定義・サポートでは、主な関心事項の特定や、モニタリングのためのキーワード定義(最大10個)、モニタリング対象のSNSの定義(調査プラットフォームの対応SNSに限る)を行う。また、個別での調査依頼にも対応する。

 テリロジーワークスでは、サイアブラとの共同ウェビナーを11月9日に開催する。セミナーでは、具体的な事例を交えて、生成AIの脅威とその対策について解説するとともに、独自に実施した調査の一部を公開し、新サービスの詳細について解説を行う。