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アセンテック、データを保護する米Forcepointのセキュリティソフト「Forcepoint Enterprise DLP」を提供開始

 アセンテック株式会社は25日、米Forcepointと国内ディストリビュータ契約を締結し、データセキュリティプラットフォーム「Forcepoint Enterprise DLP」を提供開始すると発表した。

 アセンテックが今回、販売を開始するForcepoint Enterprise DLPは、昨今増加している内部不正や情報漏えいへの対策として、データ自体を監視し、機密情報の流出リスクから企業を保護するDLP(Data Loss Prevention)ソフトウェア。悪意を持った社外へのデータ送信、クラウドへのデータアップロード、Webや生成AIアプリケーションへの入力、印刷など不正を検知し、ブロックできるという。

 検知ロジックは、メールやプリンタ、リムーバブルメディアなど多様な保護チャネルごとに設定可能なほか、検知ロジックも、ファイルタイプや辞書登録したキーワードなど、さまざまなものを登録可能とした。

 また、「ユーザーがWindowsファイアウォールを無効にする」「リムーバブルストレージにコピーされたファイルの数がしきい値を超える」など、あらかじめ用意されたIoB(Indicator of Behavior:ルール)に基づき、各ユーザーのアクションをスコアリングする機能も備えており、リスク度合いの判定から、リスク度合いに応じた対処までを自動で実行するオプション機能も提供されている。

 なお2023年内には、SaaSでのサービス提供も予定されているとのこと。