フーバーブレイン、全従業員を対象としたセキュリティトレーニングサービス「FB SATSchool」を提供

　株式会社フーバーブレインは24日、従業員のセキュリティ意識の向上を支援するセキュリティサービス「FB SAT」シリーズ第2弾として、サイバーセキュリティトレーニング「FB SATSchool（エフビーサットスクール）」を11月下旬に提供開始すると発表した。

　FB SATSchoolは、イスラエルと英国のノウハウによるセキュリティサービスを提供するサイバーコマンド株式会社との共同提供サービスで、フーバーブレインがFB SATのパートナー企業とサービスを共同提供する初のサービスとなる。

　フーバーブレインでは、企業にはスピーディなDX化が求められる一方で、サイバー攻撃による被害範囲も拡大し続けており、ツールやセキュリティ対策が進化・高度化しても、導入設定・運用管理を行う「ヒト（従業員）」が高いセキュリティ意識を持たなければ、情報漏えいやウイルス感染などの脅威はなくならないと説明。

　こうした背景を受け、顧客企業のセキュリティ意識強化を目的として、従業員のセキュリティ意識（ヒト・セキュリティ）の向上を支援する「FB SAT（Fuva Brain Security Awareness Training）」を提供しており、第1弾の標的型攻撃メール訓練サービス「FB SATMail」に続き、シリーズ第2弾としてサイバーセキュリティトレーニングのFB SATSchoolを提供する。

　FB SATSchoolは、IT担当者だけでなく、一般従業員や経営者／管理者向けなどIT専任部署以外の社員にも、社内の役割に合わせて求められるサイバーセキュリティに関する知識を、オンラインで学べるサービス。ランサムウェアメールなど、サイバー攻撃と接点を持つ可能性は全従業員にあり、個人個人のサイバーセキュリティリテラシーを向上させ、会社全体のセキュリティ意識を高めることは、企業の安全経営にとって欠かせないとしている。

　サービスでは、業務の合間に受講できるオンデマンド動画学習やライブ配信講義を提供。「一般従業員」「IT 担当者」や「経営／管理者」など、役職に合わせた講座を受講できる「コース」プランと、全ての講座を受講できる「学び放題」プランを提供する。

　利用価格（1人あたり、税別）は、コースプランが12カ月7800円、学び放題プランが12カ月9800 円。