ニュース

アイレット、小規模環境向けのAWS WAF運用支援サービスを提供 サイバーセキュリティクラウドのマネージドルールを活用

 アイレット株式会社は11日、フルマネージドサービスである「cloudpack」において、AWS WAFの運用を支援する小規模環境向けサービス「AWS WAF 運用サービス lite」を提供開始したと発表した。

 AWS WAF 運用サービス liteは、株式会社サイバーセキュリティクラウドが提供するAWS WAF向けのマネージドルール「Cyber Security Cloud Managed Rules for AWS WAF -High Security OWASP Set-」を活用し、WAFの初期設定や運用保守を代行するサービス。

 サイバーセキュリティクラウドが作成する独自のルールセットを活用することで、利用企業にとって運用負荷の高い、ルール作成・管理の手間や工数を削減できるとしており、AWS WAFの初期構築、過検知分析、カスタムルール追加、緊急WAF切り離し、問い合わせ対応、WAFダッシュボードの提供などを行う。

 なお、このサービスで利用するCyber Security Cloud Managed Rules for AWS WAF -High Security OWASP Set-は、OWASP Top 10 Webアプリケーションの脅威リストに含まれる脆弱性を軽減させる包括的なルールセットで、WebアプリケーションやAPIなどを、サイバー攻撃の脅威から保護することが可能とした。

 価格(税別)は、リクエスト数1億件未満の場合、導入費用が5 Web ACLまで10万円、月額費用がWeb ACLあたり1万円。別途、Cyber Security Cloud Managed Rules for AWS WAF -High Security OWASP Set-とAWSの利用料金がかかる。