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CTC、スマートフォンからのオンライン診療や医療相談などが可能なヘルスケアアプリ「HELPO」を法人向けに提供

 伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(以下、CTC)は4日、ソフトバンク株式会社の子会社であるヘルスケアテクノロジーズ株式会社のオンラインヘルスケアアプリ「HELPO(へルポ)」を、法人向けに提供開始すると発表した。

 HELPOは、チャットによる健康医療相談、オンライン診療、病院の検索、一般用医薬品の購入などを、スマートフォンアプリからワンストップで提供するヘルスケアサービス。24時間365日チャット形式で、専任の医師や看護師、薬剤師に、健康や医療の相談を行え、相談内容に応じて受診が必要な場合は、提携する医療機関によるオンラインでの診療、処方薬の自宅への配送も行えるという。

 診療科は内科・皮膚科・アレルギー科・小児科が受診可能。また、一般用医薬品や健康食品を購入することもできる。

 CTCでは、自社の福利厚生サービスの一環としてHELPOを採用しており、蓄積したノウハウを生かして、企業の健康管理に関するコンサルティングや導入支援、他システムとの連携などのサービスを提供し、活用を支援するとした。

 価格は、1ユーザーあたり月額500円(税別)から。福利厚生の拡充を図る企業や健康保険組合を中心に展開し、3年間で15億円の売上を目指す。

 なお今後は、オンライン診療や処方薬のデータ、健診結果、ウェアラブルデバイスから収集した歩行数、心拍数などのバイタルデータなどを統合するPHR(Personal Healthcare Record)連携プラットフォームの開発を進める考えだ。