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三井情報、OTシステム向けのセキュリティリスク可視化サービスを提供

フォーティネットのOTセキュリティ機器の導入支援も

 三井情報株式会社は、産業用制御系システム(OTシステム)のサイバーセキュリティ診断、および簡易コンサルティングを実施する製造業向けセキュリティサービス「Fortinet OT スターターパック70・100」を、9月1日より提供開始すると発表した。

 新サービスは、OTセキュリティ対策の状況を可視化するために、経済産業省の「工場システムにおけるサイバー・フィジカル・セキュリティ対策ガイドライン」に基づいたセキュリティ診断と、簡易コンサルティングを行うもの。また、その結果を基に、フォーティネットのOTセキュリティ機器の選定、導入、構築を支援するという。またオプションサービスとして、三井情報のセキュリティスペシャリストによるセキュリティコンサルティングも実施する。

 このサービスを利用することで、企業は、自社のOTシステムの環境における潜在的なセキュリティリスクを洗い出し可能になるほか、課題や状況に合わせた機器の選定と導入により、効果的なOTセキュリティ対策を推進できるとしている。

 なお、サービスのうち「Fortinet OT スターターパック 70」は、従業員数100~500名の企業を主な対象としており、費用は88万8000円から。一方の「Fortinet OT スターターパック 100」は、従業員数500名以上の企業を主な対象とし、価格は個別見積もりとなる。