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SBT、Microsoft Azureをはじめとしたクラウドの設定不備などを検知するサービス「クラウドパトロール」を提供

 SBテクノロジー株式会社(以下、SBT)は21日、Microsoft Azureをはじめとしたクラウド環境において、不正アクセスや情報漏えいにつながる設定不備やインシデントを検知・通知するクラウド保護サービス「クラウドパトロール」を提供開始した。

 クラウドパトロールは、インシデント発生につながる設定不備や、インシデント発生が疑われるアラートの監視・通知を行うサービス。監視は60分ごとに自動で定期パトロールを行い、新たなリスクを検知する度に通知する。迅速な対応が求められるアラートのみを抽出して通知するため、優先度の低いアラートに埋もれることなく、リスクを早期発見できる。さらに、意図しないポート開放など高リスクな設定を検知した場合、自動の設定変更にも対応する。

サービス概要図

 SBTがこれまで自社のクラウド活用で培った知見を基にした独自ポリシーと、MDfC(Microsoft Defender for Cloud)推奨事項により、高リスクなポート開放や意図しない設定など、不正侵入や情報漏えいにつながる危険な設定を監視する。

 MDfCが検出するアラートのうち、攻撃やマルウェアの検知、脅威インテリジェンスによって不審と判定された通信、不審なプロセス・活動の検知など、インシデント発生が疑われるアラートの監視を行う。

 対応クラウドサービスは、Microsoft Azure、Amazon Web Services(AWS)、Google Cloud Platform(GCP)で、GCPは2023年内の対応を予定。

 サービスの価格は、初期費用不要で、保護対象1000アセットまでが月額5万円(税別)。また、2023年10月31日まで無償トライアルを実施する。