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ナビタイム、業務支援サービス「NAVITIME Tools」で通勤コストのシミュレーション機能などを提供

金銭的・時間的コストの把握により従業員の配属や異動の検討を支援

 株式会社ナビタイムジャパン(以下、ナビタイム)は18日、CSVファイルをアップロードするだけで利用可能な業務支援サービス「NAVITIME Tools」において、「通勤コストシミュレーション」と「従業員配置サポーター」の両機能を提供開始すると発表した。

 NAVITIME Toolsは、ナビタイムが法人向けにAPIやSDKなどの形式で提供している機能を、複雑なシステム開発をせずに、使いたい時に1回から買い切りで利用できるようにしているサービス。サイト上にCSVファイルをアップロードするだけで、社員の通勤費チェックや、住所データの最新化を行えるという。

 新機能のうち「通勤コストシミュレーション」は、従業員の配属や異動を検討する際に、従業員と勤務地の住所の情報をもとにして、従業員ごとに、各支店・店舗などの勤務地への通勤時間と運賃を一括で算出できる機能。金銭的・時間的コストをあらかじめ把握し、シミュレーションすることで、例えば、各従業員の通勤時間が1時間以内になるように配属を決めたり、勤務地に欠員が出たときに勤務地から近いもしくは通勤費の安い従業員を派遣したり、といった判断が可能になるとしている。

 一方の「従業員配置サポーター」は、「通勤コストシミュレーション」の機能を拡張したもので、勤務地ごとの配属数を入力することにより、通勤時間の算出だけでなく、従業員の割り振りまでを行ってくれる。

 これらの機能の利用価格は、いずれもデータ数100件ごとに2200円(税込)。なおデータ数は、設定事務所数×従業員住所数で計算されるとしている。