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NECのドア解錠サービス「Bio-IDiom スマートロックサービス」、アート社製デバイスと連携開始

 日本電気株式会社(以下、NEC)は8日、顔認証を利用したドア解錠サービス「Bio-IDiom スマートロックサービス」において、新たにアート社製デバイスとの連携を開始したと発表した。

 「Bio-IDiom スマートロックサービス」は、NECの顔認証技術で本人確認を行い、ドアを解錠するクラウドサービス。スマートフォンと取り外し可能な解錠用デバイスを使ったシンプルなサービス構成で、サーバーやカメラの設置工事が不要なため、利用企業自身でのセットアップが可能となっており、導入を迅速に行えるという。

 また、顔の登録・削除、カギの付与・剥奪は管理ポータルからリアルタイムに行えるほか、認証履歴を検索・出力(CSV)し、データを施設への入退場実績管理や他システムとの連携などに活用することもできる。

 現在、同サービスは株式会社Photosynthの「Akerun入退室管理システム」(Akerun コントローラーおよびAkerun Pro)に対応しているが、今回は新たに、アプリやICカードでドアを解錠するアート社製デバイス「ALLIGATE eSumLock」と「ALLIGATE CylinderLock」との連携を開始する。

 これにより、「Bio-IDiom スマートロックサービス」におけるスマートフォンと顔認証による二要素認証を可能とし、より高いセキュリティを実現するとのこと。また、防塵・防滴に対応することで屋外設置が可能となり、多様な環境への活用が期待できるとした。