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Synology、ホームオフィス/小規模オフィス向けNASキット「DiskStation DS224+/DS124」を発表
2023年7月20日 12:02
台湾Synologyは20日、ホームオフィスや小規模オフィス、エッジデプロイメント向けのNASキットとして、2ベイモデルの「DiskStation DS224+」と、1ベイモデルの「DiskStation DS124」を発表した。
DiskStation DS224+は、CPUにIntel Celeron J4125、メモリ2GB(最大6GBまで拡張可能)を搭載し、小中規模のチーム向けの多用途につかえるエッジデプロイメントソリューションとして設計された製品。RAID構成でデータを冗長化することや、容量を重視して2ドライブでストレージを構築できる。システム間での同期ソリューションから、ハイブリッドストレージやパブリッククラウドサービスまで多様でデプロイメントに対応し、複数拠点のデータ同期にも対応する。
DiskStation DS124は、CPUにRealtek RTD1619B、メモリ1GBを搭載し、小規模なビジネスオーナーやフリーランスがデータを統合して一元管理することで、生産性を向上できるよう設計された製品。外出時でも、Synology PhotosおよびSynology Driveのモバイルアプリにより、手間のかからないバックアップとファイル同期が可能。オンデマンド同期により、ローカルに保存していたデータの大半をDiskStation DS124にオフロードできるようになり、ノートPCやワークステーションのストレージをアップグレードするコストを節約できる。
両製品とも、直感的に操作ができるユーザーインターフェイスを採用し、柔軟な管理オプションが用意されたSynology NAS専用のOS「DiskStation Manager(DSM)」に対応。ストレージの管理から、データバックアップ、ファイル共有など多くの用途に対応するほか、Synologyパッケージセンターより、個人向けまたはビジネス向けに設計された豊富な専用アプリケーションをインストールできる。
ビデオ管理システム (VMS)の「Synology Surveillance Station」により、ネットワークカメラサーバーとしても利用でき、監視カメラの一括管理が可能。オプションである「Synology C2 Surveillance」へのデュアル録画を加えることで、映像はクラウドにも保存され、リモートアクセスや追加のバックアップが可能となる。
日本では、株式会社アスクが両製品の取り扱いを発表した。予想市場価格(税込)は、DiskStation DS224+が5万600円前後、DiskStation DS124が2万6200円前後。