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パナソニックNETSの「MAJOR FLOW Z CLOUD 証憑保管」、ユーザーマスタをデータ連携するAPIオプションを提供

 パナソニック ネットソリューションズ株式会社(パナソニックNETS)は10日、ワークフローシステム「MAJOR FLOW Zシリーズ」の一ラインアップである証憑電子保管サービス「MAJOR FLOW Z CLOUD 証憑保管」において、他システムのユーザーマスタをデータ連携し、自動更新するAPIオプションを提供開始すると発表した。

 MAJOR FLOW Z CLOUDシリーズでは、ワークフローシステムで必須となる組織変更時のマスタメンテナンス作業を支援するため、APIオプションをサービスごとに用意しているが、2022年10月にリリースしたMAJOR FLOW Z CLOUD 証憑保管では、API機能が未実装だったため、ほかのシリーズ製品においてAPIオプションを利用していても、同サービスのマスタのみ、個別のメンテナンス作業が必要だったという。

 こうした状況から、MAJOR FLOW Z CLOUD 証憑保管へのAPIオプション追加に関する要望が、多数の利用企業から寄せられていたとのことで、今回はそれに応える形で、APIオプションの提供が開始された。

 同オプションを利用すると、MAJOR FLOW Z CLOUD 証憑保管において、他のシリーズ製品と同様に、他システムで利用しているユーザーマスタのデータを任意のタイミングで取り込み、更新できるようになる。

 例えば、社員の採用や異動・組織変更の際に、ERPシステムのユーザーマスタを登録・更新した場合、その更新情報をAPI経由でMAJOR FLOW Z 証憑保管のユーザーマスタに反映してくれる。これにより、マスタメンテナンス工数の削減やオペレーションミスの低減が可能になるとのことだ。