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楽天コミュニケーションズ、小・中規模向けのクラウドコンタクトセンター「楽天コネクト SmaCom」を9月より提供

 楽天コミュニケーションズ株式会社は、コンタクトセンターソリューション「楽天コネクト」シリーズの新ラインアップとして、小・中規模向けのクラウドコンタクトセンターシステム「楽天コネクト SmaCom」を9月より提供開始すると発表した。

 楽天コネクト SmaComは、主に小・中規模に適したクラウド型コンタクトセンターシステム。2020年6月より提供されていた「楽天コネクト Speed」の後継サービスで、現行サービスの機能を維持しながら、一部をリニューアルしたほか、利用企業の声をもとに、簡易CRMやFAQなどの機能を追加している。またユーザーインターフェイスを一新し、初めての利用者でも使いやすく直感的な操作を可能にしたとのこと。

 サービスでは、顧客からの問い合わせ電話対応のためのコンタクトセンターを手軽に立ち上げられる「コンタクトセンター ベーシック」、ベーシックの機能一式に加えて、オペレーターのステータス状況や待ちコール数などがリアルタイムに確認できるレポート機能、モニタリング・ささやき機能といったスーパーバイザー用の機能を搭載している「コンタクトセンター アドバンス」、アドバンスの機能に加え、顧客への架電業務を効率的に行えるよう支援するアウトバウンド向け機能を搭載した「コンタクトセンター アウトバウンド+」――、といったメニューを用意している。

 このほか、オフィスでの電話機能である「ビジネスフォン」も提供される。クラウド型であるため、電話機やPBX(電話交換機)は不要で、オフィス業務に必要な受発信や保留・転送機能を備えているとのこと。

 1席あたりの価格(税別)は、ベーシックが月額1980円、アドバンスが月額5980円、アウトバウンド+が月額7980円。ビジネスフォンは、ライセンス料金が1IDあたり月額580円、スマートフォンアプリが1IDあたり200円となる。

 なお楽天コネクト SmaComの提供開始に伴い、楽天コネクト Speedは2024年3月31日でサービス提供を終了する。