ニュース

富士通、「COLMINA デジタル生産準備 VPS」の新版を販売

 富士通株式会社は13日、生産準備部門が行う設計から製造に至るプロセスをデジタルデータでつなぎ、データの一元化による効率化と生産性の向上を実現する「COLMINA デジタル生産準備 VPS(以下、VPS)」および「VPS GP4」の新版(VPS V15L25、VPS GP4 V11L26)を販売開始した。

 VPSでは、製品や製造プロセスが持つリスクを設計段階で評価し、取り除く工程FMEA(Failure Mode and Effects Analysis)や、原材料の入荷から出荷に至る工程ごとの管理特性や管理方法を記載するQC(Quality Control Chart)工程表など、品質情報の作り込みを支援する機能を強化した。

 仮想工程計画・生産ラインシミュレーターのVPS GP4では、データの作り込みをスピードアップするとともに、レイアウトの一括切り替えの実現や、作業者の姿勢の表現力を向上するなど、より実作業に近い表現での3D化を可能とした。

 富士通では、6月21日~23日に東京ビッグサイトで開催される「設計・製造ソリューション展」に出展を予定する。