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CTC、金融商品販売施策の有効性を評価するサービス「デジマアセス」

 伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(以下、CTC)は7日、金融商品の販売におけるデジタルマーケティングの有効性を評価するサービス「デジマアセス」を提供開始すると発表した。まずは保険業界を対象に展開を開始し、銀行、証券、クレジットカード業界など金融業界全般に展開する予定。

 デジマアセスは、すでに実施している金融商品のデジタルマーケティングの有効性を定量的に評価するレポーティングサービス。ターゲティング、タイミング、販売チャネル、コンテンツ、顧客データ、システム連携、業務フローの7つの分類に分けて妥当性や有効性を定量的に評価する。

 デジタルマーケティングの経験やスキルを持つエキスパートが、業種ごとに最も効果的なモデルケースと比べて採点し、現状の課題と要因を可視化して改善ポイントを提案するため、施策検討に短期間で着手できる点が特徴だ。

 なおCTCでは、金融商品の需要予測につながる、顧客の属性データや行動データを統合し分析する大規模システムの構築実績があり、それらで培ったデータ分析やデータ活用のノウハウをベースに、今回のサービスを提供するとのこと。

 価格は、4カ月間500万円(税別)から。同社では、施策検討のコンサルティング、システムの開発・構築、コンテンツの制作、広告の企画・運用までのトータルな支援も行うとのことで、3年間で20社への提供を目指している。