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インテリジェント ウェイブ、内部情報漏えい対策ソリューションのクラウド版「CWATクラウド」を提供

 株式会社インテリジェント ウェイブ(IWI)は19日、内部情報漏えい対策ソリューション「CWAT」のクラウド版として、「CWATクラウド」を同日より提供開始すると発表した。CWATの管理サーバーをクラウド上で提供するため、サーバー構築などの作業を行わなくても、すぐに利用開始できるという。

 CWATは、クライアントPC端末上のすべての操作を監視することにより、内部からの情報漏えいを防止するソフトウェア。今回発表されたCWATクラウドはそのクラウド版で、管理サーバーの機能がSaaSとして提供される。

 サービスでは、14種類のセキュリティポリシーによる監視と制御が可能で、操作の禁止はもちろん、端末側にポップアップメッセージを表示する、監視のみを行うなど、ポリシーの変更も可能。現場の業務状況に合わせて強弱をつけて情報漏えい対策を行えるとした。

 加えて、リアルタイムで違反を通知する「警告ログ」と、PC操作履歴を記録する「監査ログ」の、2種類の詳細ログを別々に保持する仕組みを採用する点も特長。特別に監視・制御したい操作をセキュリティポリシーで設定して、該当操作だけを警告ログで把握するとともに、日付や事象、ユーザーなどにあたりをつけてから証跡を監査ログで確認するといった使い分けに対応する。

 さらにファイル保護の観点から、暗号化機能とキーワードチェック機能が提供され、ファイル暗号化機能では、CWATが動作していない環境では暗号化と復号を行えないといった設定が可能だ。

 またクラウドサービスであるため、管理サーバー機器の手配や構築、保守運用といった作業は必要なく、導入・運用時の負荷を軽減できる点もメリットとのこと。