ソフトクリエイト、Microsoft 365のデータ保護サービス「SCCloud SaaS Backup」を提供

　株式会社ソフトクリエイトは24日、Microsoft 365のデータ保護に特化したクラウド型バックアップサービス「SCCloud SaaS Backup」を提供開始した。

　SCCloud SaaS Backupは、Microsoft 365のデータについて、ランサムウェアや人為的なミス、災害などに備えてデータを保護し、法規制や監査への対応を可能にするとともに、必要なデータのみを簡単に復元できるクラウド型バックアップサービス。

　SharePoint Online、Exchange Online、OneDrive for Business、Microsoft Teamsなど、Microsoft 365の各種サービスのデータを包括的にバックアップでき、バックアップ対象は顧客が選択できるため、ストレージコストを最適化できる。バックアップは顧客のニーズに合わせた頻度・タイミングで自動的に実行が可能。管理画面でジョブや進行状況を確認でき、世代指定やフォルダーなど細かい単位でのリストアに対応する。

SCCloud SaaS Backupの構成図

　導入および保守サポートもサービスに含まれ、万が一のリストア時もソフトクリエイトのエンジニアが支援を行う。バックアップには、AvePoint Japan株式会社が提供するバックアップエンジンを採用する。

　サービスの提供価格は、1ユーザーあたり月額300円。標準のバックアップ先はAzure Blob ストレージを想定しており、ストレージ参考費用は1GBあたり月額2円程度（Azure 西日本リージョン/BLOB Storage/LRS/Coolの場合）。