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OCH、MIRACLE LINUXとウィズセキュアのアンチウイルスソフト、独自サポートを組み合わせたパッケージ製品を提供

 OCH株式会社は27日、サイバートラスト株式会社の国産Linux OS「MIRACLE LINUX」と、フィンランドWithSecure(以下、ウィズセキュア)のアンチウイルスソフト「WithSecure Elements EPP for Linux」、OCHによるサポートサービスをワンパッケージにし、「MIRACLE With EPP サポートパック」として販売開始すると発表した。パッケージは、サポート期間に応じて1年/3年/5年の3種類を用意する。

 MIRACLE LINUXは、企業向けに長期間安定して稼働するLinux OSとして、サイバートラストが2000年から継続して提供している製品で、2002年からはRed Hat Enterprise Linux(RHEL)をベースに開発が行われている。

 また、RHELクローンOSとして広く利用されていたCentOS Linux 8の開発とサポートが2021年末で終了したことを受け、MIRACLE LINUX 8.4からはライセンス費用が無償化されており、継続して安定的に利用できるCentOS互換のLinuxディストリビューションとしても注目が高まっているとのこと。

 今回発表されたMIRACLE With EPP サポートパックは、このMIRACLE LINUXにウィズセキュアのWithSecure Elements Endpoint Protection for Linuxをバンドルするとともに、FAQや対応履歴の確認、チャットでの質問を行える専用ポータルサイトの提供をはじめとした独自のサポートを付加し、煩雑になりがちなOSとアンチウイルスソフトの問い合わせ対応を一元化するという。なおサポート提供にあたっては、問題発生から解決まで、専属のシステムエンジニア(SE)が対応する。

 価格は、1台/2VM、1年のパッケージで16万6000円(税別)から。