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日本ネットワーク技術者協会、「IPv6基礎検定」を4月3日から全国350カ所で実施

 一般社団法人日本ネットワーク技術者協会は15日、「IPv6基礎検定」を4月3日から全国350カ所で実施すると発表した。

 日本ネットワーク技術者協会では、エンタープライズ環境におけるIPv6のデプロイについて紹介しているRFC 7381では「IPv6はIPv4よりもセキュアというわけではない(IPv6 Is No More Secure Than IPv4)」という章があり、そしてIPv6にとって最大の脅威は、セキュリティを確保しながら運用できる経験者が不足していることであるとも記載されていると説明。IPv6の専門知識を持ったネットワークエンジニアを育成する機運を高めるべく、IPv6検定を立ち上げることしたとしている。

 IPv6基礎検定は、初級ネットワークエンジニアとネットワークの運用管理を行う人を対象として、IPv6の基礎的な知識を問う試験で、主教材(「プロフェッショナルIPv6第二版」ラムダノート)での想定学習時間は約40時間を想定。設問数は40問、受験時間は60分で、合格基準は70%正解。受験期間は通年、受験料金は1万円(税別)で、試験会場は全国350カ所のCBT-Solutionsテストセンター。