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NHNテコラス、IPアドレスに関する脅威情報を元にした攻撃対象領域管理サービス「Criminal IP ASM」の取り扱いを開始

 NHNテコラス株式会社は9日、AI SperaのASM(Attack Surface Management:攻撃対象領域管理)サービス「Criminal IP ASM」を、クラウド総合支援サービス「C-Chorus」のマネージドサービスのラインアップに加え、提供開始した。

 Criminal IP ASMは、世界中のIPアドレスに関連する脅威情報を元に、運用中のIT資産情報を自動的に収集し、システムの危険などを可視化・評価できるSaaS型セキュリティソリューション。IPアドレスにひも付いているオープンポートの全てのアプリケーション・サーバーなどを自動検知し、脆弱性の評価を行い、結果をダッシュボードで可視化することで、脆弱性やシャドーIT・設定不備などのセキュリティリスクを発見する。従来の対策において課題であった、導入コストの高さ、各端末・機器へのエージェント設置や複雑な設定、パッチ適用作業などを、SaaSで提供することにより低コストでの導入と運用を実現する。

 サイバー脅威情報やIT資産の管理情報を、Web画面で常時モニタリング・可視化でき、取得された情報をもとに、AIによるリスクの評価で優先すべきリスクの絞り込みを容易に行える。導入にあたっては、30日間の無料トライアルサービスも提供する。

 NHNテコラスでは、Criminal IP ASMを初年度に限り、年間ライセンス料が50%割引で利用できるリリース記念キャンペーンも開始した。キャンペーンの詳細は要問い合わせ。

脆弱性評価の実行結果を可視化する モニタリングダッシュボード