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日立ソリューションズ東日本、社外DXを実現するプラットフォーム「appSQUARE DX」を提供

 株式会社日立ソリューションズ東日本は15日、取引先・仕入先といった社外の関係者との企業間連携や社外からのリモートアクセスなど、社外とのDX(デジタルトランスフォーメーション)を実現するSaaS型プラットフォーム「appSQUARE DX」を提供開始したと発表した。

 appSQUARE DXは、ワークフロー、電子フォーム等の基本的な機能に加え、企業間の情報連携に必要なアクセス権管理やセキュリティ管理、外部クラウドサービス連携等、企業のDX化に求められる機能を実現集約して提供するクラウド型のアプリケーション開発プラットフォーム。社外の関係者と連携する業務アプリケーションをノンプログラミングで開発可能なため、業務内容にマッチした自由度の高い業務アプリケーション開発を行えるという。

 社外の関係者とのDXを実現するには、企業が自社内に保持しているさまざまなデータを社外関係者と共有・連携する必要があるが、appSQUARE DXでは、データ変換・連携のエンジンを標準実装していることから、クラウドシステムやレガシーシステムなど多様なシステムとセキュアに連携可能。そのため取引先等の社外の関係者は、appSQUARE DXにアクセスするだけで、他社のさまざまな情報・データを参照・共有できるので、企業間のDX化が簡単かつ柔軟に実現可能になるとした。

 また、利用者ごとにデータの閲覧権限(アクセス権限)を付与でき、例えば、100項目を扱う業務システムがあり、2社の社外ユーザーにアクセス権を付与する際、一方には80項目を開示し、他方には30項目を開示するといったアクセスコントロールも柔軟に行える。