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NTTデータ先端技術、Oracle Cloud上のMySQL製品について販売および保守サービスを提供

 NTTデータ先端技術株式会社は13日、オラクルの「MySQL HeatWave」を始めとするOracle Cloud Infrastructure(OCI)上のMySQL製品について、販売および保守サービスの提供を開始した。

 MySQL HeatWaveは、ハイパフォーマンスのインメモリ型のクエリアクセラレーターである「HeatWave」を実装して、高いコストパフォーマンスを実現するOCI上のMySQLクラウドサービス。トランザクション、分析、および機械学習(ML)を一つのデータベースで処理でき、大量データの分析活用を検討する顧客や、オンプレミスの大規模データ基盤をクラウド移行したい顧客に適したソリューションとしている。

 NTTデータ先端技術では、Oracle Cloud Solutions Provider(CSP)として、日本オラクルおよび米Oracleとの強固なパートナーシップのもと、MySQL HeatWaveを始めとするOCI上のMySQL製品を販売開始すると説明。同時に、オンプレミス環境のMySQL製品についてもサブスクリプション販売を開始する。これに伴い、MySQL Heatwaveを始めとするMySQL製品の保守、運用支援の提供も開始する。

 MySQL保守サービスは、NTTデータ先端技術のエンジニアがMySQL HeatWaveを始めとするMySQL製品について、技術支援、障害の一次切り分けと解決支援を提供する。

 MySQLの技術支援では、問題やインシデントの発生時に、サポートエンジニアが日本オラクルのサポートと連携し、解決を支援する。また、専任の上位エンジニアが顧客のOCI環境に関する運用を支援するサービス「INTELLILINK マネージドサービス for Oracle」のノウハウを活用し、MySQL保守サービス向け高度インシデント解決支援を提供する。

 「高度インシデント解決支援 for Oracle MySQLデータベース・サービス」では、ミッションクリティカルなシステムを利用の顧客に対して担当マネージャーをアサインし、問い合わせのモニタリングや定例会など個別会議の開催、能動的な技術情報の提供などにより、問題の早期解決を支援する。

 さらに今後はサービスメニューを拡充し、リモート監視やレポーティングの提供を予定。また、将来的にデータ分析支援をサポートする新規メニューも提供予定としている。

 NTTデータ先端技術では、「INTELLILINK マネージドサービス for Oracle」をはじめとするクラウド関連サービスについて、今後4年間で120億円規模の売り上げを見込む。