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NTTデータ先端技術、オンプレミスからOCIへの移行アセスメントサービスを提供

 NTTデータ先端技術株式会社は10月31日、Oracle Cloud Infrastructure(OCI)への移行アセスメントサービス「INTELLILINK クラウドリフトコンサルティングサービス for OCI」を提供開始すると発表した。

 INTELLILINK クラウドリフトコンサルティングサービス for OCIは、現行のオンプレミス環境からOCIへの移行を検討している企業に向けたコンサルティングサービス。OCI上のOracle Databaseに移行することで、現行システムで使用しているPL/SQL等のOracle資産をOCI上で再利用し、最小限のアプリケーション改修や運用変更でクラウド移行を実現するための支援を行うという。

 具体的には、クラウド化の計画から準備までを、3つのフェーズ(プロセス)で支援する。最初のヒアリング・検討プロセスでは、現行システムの課題や移行の要件、現行システムのハードウェア/ソフトウェア情報、現行システムの構成図をもとに、その企業の現状を把握することから始め、要件と方針の認識合わせを実施する。また、そのヒアリング結果から現行システムの課題認識、クラウド要件と方針、次期システムのネットワーク構成やアーキテクチャ案についての資料を作成し、これらをもとに企業と共同で課題と移行要件の理解を深めるとした。

 その次の実現性評価プロセスでは、アーキテクチャやシステム構成、概算費用等の項目について、移行実現性を机上で評価した結果をもとに、企業に対して説明。さらに、今後の検討項目の整理と合意プロセスでは、移行実現性の机上評価から、NTTデータ先端技術のエンジニアで検討・合意した今後の支援内容の紹介を行い、企業の移行プロジェクトにおける作業内容を、資料をもとに具体的に説明するとのこと。