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富士通Japan、小売業向けマスターデータ管理サービス「TradeFront M-DeX」を提供開始

 富士通Japan株式会社は9日、小売業における商品マスターをはじめとした基礎情報(マスターデータ)を一元管理し、そのマネジメントから活用まで総合的な運用を可能にする、クラウド型マスターデータマネジメント(MDM)サービス「Fujitsuマスターデータサービス TradeFront M-DeX(以下、TradeFront M-DeX)」を提供開始した。

 TradeFront M-DeXは、小売業170社、卸売業・製造業5万社が利用する流通業向けEDIサービスでトップシェアを有する「Fujitsu 流通EDIサービス TradeFront/6G」のシリーズとして、同サービスと容易に連携できるMDMサービス。

 さまざまな入力データの整合性チェックや、連携先のシステムに応じたフォーマット変換、リアルタイムAPI連携に加え、取引先と同一の画面やデータを確認しながらマスターデータのメンテナンスを行える。また、ローコードを用いて開発されているため、データ項目の追加や変更などにも柔軟に対応する。

 富士通Japanは今後、サービスの提供を通じて小売業におけるデータ管理などの業務の効率化を支援し、小売業のデジタルトランスフォーメーション(DX)に貢献していくとしている。