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TD SYNNEX、中国Yealinkのハドルルーム向けビデオバー「MeetingBar A10」を国内で販売へ

 TD SYNNEX株式会社は9日、中国Yealinkの開発・設計したハドルルーム(少人数向け会議室)向けビデオバー「MeetingBar A10」を、日本で初めて販売すると発表した。同日より受注を開始し、2023年春に提供開始する予定。

 MeetingBar A10は、2~3人の小規模会議室での利用に適したビデオバー。搭載するAIカメラは、リアルタイムで正確なオートフレーミングとスピーカートラッキングに対応。さらに音声に関しては、ディープラーニング(深層学習)による音声解析技術によって、バックグラウンドノイズの除去も行ってくれるという。

 コンパクトサイズのためどこにでも設置できるほか、数分でセットアップが可能な簡便さも特長。また、Microsoft TeamsやZoomといった主要なビデオプラットフォームとの互換性を確保しており、認証も受けているとのこと。

 加えて、スタンドアロンのUSB周辺機器としての柔軟性も備え、Microsoft TeamsやZoomなどに移行する際、どのようなプラットフォームからスタートしても、シームレスに移行を完了できるとしている。

 なお、MeetingBar A10を周辺機器として動作させる場合、Yealink WPP30プレゼンテーションポッドとのワイヤレス接続をサポートしており、WPP30ポッドをノートパソコンのUSBポートに差し込めば、ソフトウェアやドライバーをインストールしなくても、A10の映像と音声をすぐに共有できる。

 管理面では、無料のYMCS(Yealink Management Cloud Service)アカウントにより、リモートからの監視・制御が可能で。ファームウェアのアップデート、設定の更新、トラブルシューティングなどを、すべてリモートで行えるとのことだ。

ディスプレイの上部に接続されているのがビデオバー「MeetingBar A10」