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クラスメソッド、デザインとIT技術で顧客の課題を解決する新サービスを提供

 クラスメソッド株式会社は10日、 デザインドリブンのビジネス開発コンサルティングを行う「CXDC(Classmethod eXperience Design Center)サービス」を提供開始すると発表した。

 クラスメソッドでは、自社のIT技術力に加えて、サービスデザインプロセスである「リサーチ」「アナライズ」「アイディエーション」「プロトタイプ」の考え方を導入し、ビジネス環境の調査・分析、課題発見、課題解決支援を行うデザイン組織「CXDC」の立ち上げを行ってきた。

 今回発表されたCXDCサービスは、そのCXDCのリソースを活用したもので、デザイナーによるヒアリングやワークショップを通じて、顧客企業の課題解決を支援する。具体的には、1)新規サービス立ち上げ/既存サービス改修サービス、2)モックアップ・フィジビリティチェックサービスの2つを用意している。

サービスデザインプロセスに基づくビジネス改善・開発イメージ

 1)では、まず、顧客接点とその構造を深く調査・分析し、顧客が喜んで対価を払うような「ベネフィット」や、他のサービスを使わない理由となる「オリジナリティ」を見いだす。そして、それらのベネフィットとオリジナリティを、新規サービスや既存サービスに実装していくことで、新規顧客の獲得、既存顧客の維持・育成を実現し、サービスをより広く展開するための支援を行う。

 また2)は、まだ実現可能性の見えないサービス企画について、UI/UXをラフデザインしてモックアップを作成し、デザインとテクノロジーの両面からサービスとしてのフィジビリティ診断を行うものだ。診断後には、オプションでネクストプランの提案も行うとしている。