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寺田倉庫、紙文書と電子データを一元管理できるサービス「CLOUD CABINET」を提供

紙文書も1件単位での管理に対応し、必要な書類だけの電子化も可能

 寺田倉庫株式会社は20日、紙文書と電子データを一元管理できるサービス「CLOUD CABINET」を提供開始すると発表した。

 CLOUD CABINETは、紙文書や電子文書、紙文書をPDF化したファイルなどをクラウド上で一括管理できる文書管理システム。利用者は、検索・出し入れ・廃棄などを1つのシステム上で行えるほか、ファイルごとの権限貸与や閲覧ログの管理にも対応する。また、電子契約サービスなどの複数ベンダー・外部委託サービスと連携することにより、サービスを横断した一元管理も行えるとのこと。

 また、紙の書類は1箱(段ボール)単位でなく、1件(クリアファイル)単位で預かり、管理する仕組みを提供。業務にあわせた“1件”という管理単位を持っているため、システムでの検索性が高まり、廃棄期限を迎えた書類を適切に廃棄できるとした。さらに、保管している書類1件単位での電子化依頼に対応しており、書面の閲覧が必要な際に、必要な書類だけを最短3時間で電子化し情報を確認する、といったことも行える。

 このほか、「現状の文書管理に課題があり管理を根本的に改善したい」というニーズに応え、文書のスキャン、ファイル名の付与、Excelでの一覧ファイル納品までを含めた契約書管理台帳作成のサポートが可能。それらに加え、CLOUD CABINETの登録に必要なバーコードの張り付けやファイリング作業も行うとのことだ。

 価格は、ユーザー登録数無制限で月額5万円から。基本料金にはキャビネット1台分の保管料金が含まれている。