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アリババクラウド、日本で3カ所目のデータセンターを東京圏に開設

アリババクラウドは15日、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)需要の高まりに対応するため、日本で3カ所目のデータセンターを設立したと発表した。

 新たに東京圏で開設されたデータセンターは、ストレージ、ネットワーク、エラスティックコンピューティング、セキュリティ、データベース関連のサービスから、開発者向けのサービスまで、幅広いクラウド製品やサービスの提供に対応。高可用性、強じん性、ディザスタリカバリ機能などに重点を置き、セキュリティやプライバシーに関する厳しい要件、コンプライアンス規制に対処できるよう構築されているとしている。

 データセンターの新設により、アリババクラウドのネットワークは世界28地域、86のアベイラビリティゾーンに拡張された。

 アリババクラウドでは、2016年に東京で最初のデータセンターを開設して以来、日本においてゲーム、製造、小売り、自動運転など、多岐にわたる分野の顧客をサポートしてきたと説明。GPUインスタンスや、機械学習タスク向けAIアクセラレーションエンジン、Eコマースおよび自動車分野向けビジュアルAI製品、メタバース空間構築技術など、最先端のクラウドサービスを市場に投入し、顧客がクラウド技術を活用して継続的なイノベーションを実現できるよう支援していくとしている。