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BBIXとBBSakura、「Open Connectivity eXchange」に仮想ルーター機能の提供を開始

 BBIX株式会社と子会社のBBSakura Networks株式会社(以下、BBSakura)は24日、クラウド型ネットワークサービス「Open Connectivity eXchange(以下、OCX)」において、新機能「OCX-Router(v1)」の提供を開始した。

 OCXは、BBIXの顧客専用ポータルから、クラウドサービスやデータセンターへオンデマンドで接続できるサービス。

 新機能のOCX-Router(v1)は、OCXのネットワーク上でIPルーティングを提供する仮想ルーター機能。顧客は、OCX-Router(v1)を利用することで、オンプレミス設備を介さずに、テナントネットワーク内のクラウド間やリージョン間のトラフィック交換ができるようになる。

 OCX-Router(v1)の提供単位は1ペア2インスタンス、ルーティングプロトコルはStatic、BGP(iBGP/eBGP)、経路数は最大1万経路(1インスタンス当たり)。アドレスファミリ はIPv4(Public/Private)、IPv4 link-local、IPv6。IPアドレス持ち込みは可能(IPv4、IPv6)。AS番号持ち込みも可能。

 BBIXとBBSakuraは、今後もより利便性が高いサービス・機能を提供することで、デジタルトランスフォーメーション(DC)を支えるネットワーククラウド基盤を構築し、マルチクラウド時代の通信環境を支えていくとしている。

「OCX-Router(v1) 」サービスイメージ